貧乏一人旅 アジアカンボジア編






こんにちは!


貧乏な旅人、まあとです。



今回は、なんと!


前々回から約20年前のアジア一人旅記事をUPするという、いつもとかなり違った内容となっております!

中国からベトナムに来て今回はカンボジア?
もういい加減にしてくれよ。。




一人旅。。



旅は人生と同じで楽しいことも悲しいこともハプニングもあり、二度と同じことを繰り返すことができません。


なので私はめちゃ楽しんだのです!

知るかよ。。




と言っても今回の旅行は「ただの楽しい海外旅行」ではなかったんですね。。


なぜなら、仕事のストレスで身も心もボロボロになって、退職した後の話だからです。



心がボロボロのまま、中国を横断してきましたが、ベトナムの次はカンボジアに入りました!



行き着く先はゴートゥーヘブン!?


なにがヘブンだよ。。
地獄に行っとけ。



。。。


ということで、今回も一人旅ブログをお楽しみください!


【前回の記事】【アジア貧乏一人旅 ベトナム編】バスでサパからホーチミン!



悪路の中、恐怖の街プノンペンに到着!



ベトナムからはオンボロ乗合6人ワゴンで、プノンペンに向かいました。




国境では手続きに少し時間がかかりましたが、何とか無事に終わり、いよいよカンボジアへレッツラゴー!三匹。

またレッツゴー三匹。。
しつこいし古いんだよ。



暑い!

クソあっついわ〜!!




クーラー無しのオンボロワゴンなもんで、もちろん窓を開けるんやけど、悪路はずっと灼熱の砂ばかりで、砂ぼこりがヤバいっちゅうーの!


だっちゅうの!!

だ、だっちゅうのだってよ。。
古いし、口も悪いし、こいつやべーよマジで。。



途中休憩する度にTシャツや黒のズボンが、冗談抜きでベージュぽくなり、鼻くそは真っ黒!





このワゴンにはなぜか、雰囲気が違う綺麗系な日本人女性も乗ってましたが、その子も砂まみれでしたね。。



ホーチミンを朝出発したワゴンがプノンペンに着いたのは夜でした。


10時間ちょっとかかりましたね。。



プノンペン。


今はかなり都会になってるみたいですが、当時のプノンペンはまだそこまで発展してなく、この旅では唯一ちょっと感じが違いました。


夜出歩ける雰囲気ではなくて初めて恐怖を感じたんです。


ベトナムで旅人からプノンペンでは鉄パイプで襲われた話とか、様々な恐怖体験を聞いていた雰囲気が、確かにそこにはあったんですね。

こわ。。
大人しくしとけって。



ですよね。。


中国の旅の途中にバリでテロがあった話も聞いたこともあり、少し怖くなったのでプノンペンでは夜出歩く事もなく、宿で大人しく、、


女の子4人とコンパを楽しんだんです!!


なんだそりゃ。。
心配して損した。




ワゴンで一緒だった可愛いギャルと、宿が一緒だった日本人の女の子を2人加え、宿のレストランで楽しくお酒を飲んじゃいましたよ~。

いやー、プノンペンは怖い怖い。。

何が怖いだよ。。
浮かれてるおめぇの方が怖いわ。



というわけで、ご飯と酒を飲んで楽しい会は終わりました。



ギャル等とは名残惜しかったのですが、次の日の朝にアンコールワットの街、シェリムアップに向かうことにしたんです!


アンコールワットの街、シェムリアップへ!



ワゴンでシェムリアップまでは時間もかかるし、悪路も嫌だったのでスピードボートも考えました。


ただ、噂でスピードボートは速すぎて息がしづらくしんどいらしい。。



「どっちにしてもしんどいんか~い!」

「だっふんだ!」

今度はだっふんだ、だってよ。。




とボケたところでバスの方が安かったのでワゴンにしました!





でも、乗合軽トラ風よりはマシだと後で思いましたね。。


軽トラ(厳密に言えば軽トラではない)に溢れる人が乗ってのをよく見たけど、あれはヤバい!




やばくね!?

落ちるって!


あんなガタガタ道の長距離で乗り合い軽トラは無理!!

バイクまで乗ってるし。。


それに比べれば、バス最高!だと思いました。




てな感じで、のどかな風景を見ながら赤砂道をトラブルもあり、確か8時間ぐらいでシェリムアップ到着!



少し汚いけど、フレンドリーな安宿に泊まることにしました。




その宿にいた数人の日本人らや現地のバイクタクシー兄ちゃんらとも仲良くなり、ダラダラ毎日を過ごしてましたね。


なんせめちゃ暑いし。。


ただ、ずっと宿にいても暇なので、得意のレンタルサイクルでいつも通り街散策。


川遊び、高床式の住居や地元住民の暮らしを興味深く見てました。



そしてポルポトの黒歴史も。。

アンコールワット、ベンメリアは最高!



そして、バイクタクシー兄ちゃんを一人貸し切り、いよいよ一人でアンコールワットへ!



アンコールワットへ向かう途中、池から徐々に見えてくる壮大なアンコールワットの姿が忘れられません。。


やっぱりバイクを選択して良かった、最高~!!



ただクソ暑い。。


アンコールトムも見てアンコールワットで夕日を見るまでダラダラしながらも満喫!




アンコールワットの上に登って見る夕日は綺麗でしたね。。




ただ、暗くなりすぎて電灯も無かったので、バイクの兄ちゃんを探すのにめちゃ苦労して迷子になったけど。笑



そして、違う日に一人旅の元スチュワーデスおばちゃんも加えて、日本人8人でワゴンをチャーター。


いざベンメリアへ!




ベトナムで知り合ったケビンが良いと言っていたベンメリア。


ベンメリアを見るために行き先を変えたぐらいですからね。。

いやー、楽しみ!



ただ、道がボコボコでワゴンの中は蒸し風呂状態。。



2時間で到着。

でも着いた時には皆ぐったり。。



ベンメリアは今はちょっと有名らしいのですが、まだその時はあまり知られていなく、ほぼ観光客はゼロ。


ただ、ちょうど映画の撮影をしてる時期でした!

後で聞いた話だと、この映画で人気になったらしいですね。




まるで天空の城ラピュタ!

そう感じるほど、素晴らしい遺跡。。



ただ、ベンメリア遺跡はほぼ壊滅状態でした。


何もない、観光客も土産屋もなければ、うさいくさいオッサン等もいない。

それが何より良かった。



しかも、ベンメリア遺跡内は子供らの遊び場になっていたんです。




見るも無残だけれど、逆にその崩れまくった遺跡が潔く、気持ちが良かった。


そして静かで、時間がゆっくり進む。。



遊んでる子供らは愛想がよく、その大人達らも笑顔だったので、私は気に入りました!




ほんとに良かった!

道中の道さえなければ、、と皆は言ってましたけどね。笑



その後は皆で贅沢に中華を食べたりとか、カンボジア屋台で食べたりで、シェムリアップを満喫!



私は行きませんでしたけれど、ある日、皆は現地で有名なハッピーピザを食べに行ったんです。

食べるとハッピー、おっぱっぴ〜になるピザ。

なんだよそれ。
おっぱっぴーも古いけどな。。



つまり、麻薬ピザです。

まあ微量らしいので大丈夫らしいですけど。。


やべぇな。。



ともかく、シェムリアップは遺跡にもメンバーにも恵まれたこともあり、めちゃ楽しかった!!


またいつか行きたいですね。

道がよくなれば。。



皆とは最後に送別会を兼ねて一緒に飲んで、名残惜しくも、またまた一人でバスに乗りいざタイへ!れっつごー!

タイとの国境の街ポイペトまでは地獄!



シェリムアップからタイ国境の街ポイペトまでは、噂に名高い世界三大悪路の1つなのである。



この道、、想像以上にひどい!


マジ、やばいって!!


バスは時速20キロが限界。

揺れが凄すぎて、酔うどころか痛い!



揺れすぎてバスのシートに叩きつけられまくるから痛いんです!!


これが8時間も続くんですよね、冗談抜きで。。


最初の30分は皆キャッキャ言うてたけど、後は皆無言。

打たれ過ぎて心臓が痛いし、もう笑えない。。



ただ、無事に着いただけでも良かった!



周りに聞くと、雨の中何回も止まって、24時間ぐらいかかった人もいた。

あの道を24時間は地獄ですね。。


私はスムーズに着いたほうだったらしくてマシだったんですって。



ちなみにこの悪路は、懐かしの電波少年での「アンコールワットへの道」で修復した後の道(懐かしい~)。


意味がなかった事を知ったらさぞかし残念でしょうな。。



あともう一つ、最近聞いた話ですと、この悪路は今はコンクリートになって非常に走りやすいみたいです!


羨ましいやら少し寂しい気持ちもあり、複雑ではありますね。。


次は、微笑みの国タイに向かいます!

【アジア貧乏一人旅 タイ マレーシア編】マラッカ、クアラルンプールから日本に戻る完結編






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